サーキュラーデザインスタジオ

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第1回 埼玉県サーキュラーエコノミースタートアップビジネスプランコンテスト

埼玉県は、地域産業の持続的な発展と資源循環の促進を目指し、「サーキュラーエコノミー」の実現に向けた取り組みを進めています。その一環として、2024年、県内初となる“サーキュラーエコノミー”をテーマに掲げたビジネスコンテスト「埼玉県サーキュラーエコノミースタートアップビジネスプランコンテスト CSUP」を開催。

 

CDS.は、企画立案から最終審査会の運営まで、CSUPの全体設計とクリエイティブを一貫してサポートしました。

 

クライアント:埼玉県

関連リンク:埼玉県公式ページ

CSUPとは

 

埼玉県では、将来的な資源不足やカーボンニュートラルの実現等へ対応すると同時に、環境分野での付加価値を増大させ、持続的な経済を実現するため、資源の循環的・効率的利用を図る「サーキュラーエコノミー」*への転換を推進しています。

サーキュラーエコノミーを推進していくためには、従来のビジネスモデルからの発想の転換が必要であり、今までにない斬新なプランを有するスタートアップ企業等の成長が重要です。

本コンテストは、全国のスタートアップ企業や社内ベンチャー等を対象に、埼玉県内のサーキュラーエコノミーを推進する先進的なプランを募るコンテストです。受賞企業には県内での事業展開を支援し、サーキュラーエコノミーをさらに推進していきます。

*サーキュラーエコノミー:生産活動や消費活動などのあらゆる段階で資源の効率的・循環的な利用を図る経済活動のこと。

審査体制の設計(審査員選定・審査方法の検討)

コンテストの信頼性と透明性を担保するためには、CEへの幅広い知見に基づく公平な審査体制の構築が欠かせません。審査員の構成や評価項目、フローに至るまで、埼玉県と議論を重ねながら丁寧に設計。アカデミアからファイナンス、CEの先駆者まで、多様な専門知識を持つ審査員とともに、サーキュラーエコノミービジネスを本質的に評価する審査体制をつくり上げました。

制作物

コンテストの象徴となる名称には、「Circular Economy」と「Startup」を組み合わせた造語「CSUP(シーサップ)」を採用。これまで循環型ビジネスに関心がなかった層や先進的なスタートアップにも届くよう、親しみやすく明るいトーンで会場パンフレットや受賞者冊子、WBSサイト、最終審査会会場をデザインしました。