GREEN WORK HAKUBA vol.5を開催しました
一般社団法人 白馬村観光局と共同で、「サーキュラーエコノミー」をテーマに地域活性化を目指すプログラム「GREEN WORK HAKUBA vol.5」を2023年9月6日-8日の3日間開催しました。
様々なバックグラウンドをもったメンバーが、GREEN WORK HAKUBAで出会い、白馬村のおもしろい未来をつくっていく。
vol.5では、“あたらしい出会い。おもしろい未来。”をコンセプトに「つながり」に重きを置いたプログラムを開催。
村内外から約70名が白馬村に集結し、まじめに楽しく未来について議論しました。
<イベント概要>
カンファレンス名:GREEN WORK HAKUBA vol.5
内容:サーキュラーエコノミー実装を目指すためのセミナー、iFixitとコラボした分解ワークショップ、大自然を体感するアクティビティ、ディスカッション他
主催:白馬村観光局/CIRCULAR DESIGN STUDIO.(株式会社新東通信)
開催日:2023年9月6日(水)〜9月8日(金)
会場:白馬樅の木ホテル
参加人数:約70名
参加企業数:60社
GREEN WORK HAKUBA vol.5 :https://www.vill.hakuba.nagano.jp/greenworkhakuba/vol_5/
◯DAY1 カンファレンス
◯DAY2 アクティビティ&カンファレンス
◯DAY3 ディスカッション
■ トークセッション「白馬で進むCEの最前線」
白馬におけるサーキュラーエコノミー実装をテーマにトークセッションを開催。白馬村の丸山村長と実践事業者であるSyncMOF、アイフォレスト、イノアックの4名で様々な議論がなされました。「なぜ白馬で事業を始めたのか」「今後の展望」など、それぞれの視点から意見が交わされ、参加者は白馬村でのサーキュラーエコノミーについて具体的なイメージを膨らませました。
■iFixitコラボ 「STEAMワークショップ」
カリフォルニアに拠点を置くリペアのベンチャー企業iFixitによる、ガジェットの分解ワークショップを開催。ビデオ登壇したCEOのKyle氏から、修理のしやすさを図る指標である「リペアビリティ」の潮流について発信されました。さらに、実際にガジェットの分解を行い、どのメーカーがリペアビリティが高いのかを体感。製品寿命を延長しやすいプロダクト設計について実践的なインプットを行いました。
■共創を生み出すイベントツール
参加者のあたらしい出会いを大切に、白馬村でのサーキュラーエコノミー実装を目指し、参加者同士の交流やアウトプット促進のためのツールを開発しました。
(右から:コミュニケーションボード、アイデアノート、参加者カード)
■GREEN WORK HAKUBAとは
長野県白馬村の地域活性化を目的としたサーキュラーエコノミーをテーマにしたプロジェクト。白馬村では、近年大きな変化が起きています。その一つが気候変動による雪不足問題です。この危機的状況をうけ、2019年9月20日「グローバル気候マーチ」を地元高校生が企画。さらにそれを受けて白馬村が、2019年12月に白馬村気候非常事態宣言を発令しました。このような経緯を経て、気候変動に対抗するためにGREEN WORK HAKUBAプロジェクトがスタート。これまでに300名以上が参加、50名を超える第一人者・実践者の方にご登壇いただきました。
2021年度グッドデザイン賞を受賞しています。
https://www.vill.hakuba.nagano.jp/greenworkhakuba/